認知度が低いけどすごく怖い。心筋炎やRSウイルス。

同じ幼稚園の園児2人死亡 感染症の疑い調査 川崎:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK6G5SFBK6GULOB012.html

 

 

ご冥福をお祈りします。

 

こちらの痛ましいニュースですが、原因は心筋炎ではないかという推測がされているようです。(確定ではありませんのでご注意を)

 

特徴として、風邪に似た症状で気がつきにくいです。

よく「子どもの様子がいつもと違ったら気がつくし大丈夫」とおっしゃる方がいるのですが、本当に分りにくいものなので注意していただきたいです。

 

また、この“風邪に似た症状”として、同じく認知度が低いとされているのが「RSウイルス」です。

2歳までに、ほとんどの子どもが感染すると言われています。特に1歳以下の乳児の場合は重症化しやすいため、注意が必要です。死亡例もあります。

 

はじめてこれにかかった場合、3〜4割の乳幼児が細気管支炎や肺炎の兆候も出ると言われています。

秋の終わり頃〜春にかけて、と非常に長い期間の注意が必要なのですが、そこまで重症化しにくいということから、他の感染症と比べるとなんとなく優先度が低いような印象です。

 

予防薬として非常に高価なものがあるのですが、保険が適用される場合とそうでない場合(年齢やその他)があり、全額負担だと、当然かなりの金額になります。※自治体などにより医療費制度が異なるので、詳しくは調べてみてください。

 

認知度が低いとされる感染症は、この他にもたくさんありますが、僕がいま最も身近に感じているものだったので紹介しました。

 

何にせよ、ご注意を。

 

 

 

てぃ先生